社員インタビュー
※インタビュー内容は取材時点の内容となります。
※インタビュー内容は取材時点の内容となります。
私は主に下水道解析の業務を担当しています。内水浸水想定区域図の作成や、解析結果を使って内水ハザードマップを作る業務が、今は全体の9割くらいを占めています。他には浸水対策施設の検討や詳細設計の検証業務等を行ったりしています。
下水道グループでは基本的に汎用性のあるソフトを使用し、現在私はInfoWorks ICMという解析ソフトを使っています。他のメンバーはxpswmmやMIKE URBANといった解析ソフトを使うこともあります。
具体的な仕事内容としては、GISで作成した管渠データを、InfoWorksに取り込んで、データの入力漏れや接続先などの不具合がないかをチェック。その後は解析時に降らせる雨のデータだったり、お客様から提供いただいた放流先の河川水位等のデータを取り込んだりして、解析を行っていきます。これら以外にも設定しないといけないパラメータや数値があり、その辺りの計算を机上で行い、設定し、解析をしていきます。必要時、お客様との打ち合わせも適宜行っており、お客様が遠方だとWebですることもありますし、近い場合は伺ったり、お客様がお越しになることもあります。
管理ツールを活用した工程管理や二重の照査体制など品質管理をグループ内で徹底しながら、業務を進めています。
一方、下水道グループ単独の勉強会は、少なくとも2~3ヶ月に1回は行います。一人ひとりがテーマを決めて、グループメンバーに向けて講師をするスタイルです。私自身もそれによって入社後に知識習得できました。経験豊富な社員は、グループ員から要望のあったテーマで実施することもあります。
解析業務の結果は、内水ハザードマップや浸水想定区域図としてエンドユーザーに渡ります。 私たちの名前は出ませんが、各市町村の住民の方々へ、私たちの行った解析結果が配布されたり、HPで公開されたりするのを見ると、達成感と共に、やりがいをとても感じます。
業務中、うまくいくことばかりではなく、解析ソフトが思った通りに動かなかったり、想定した結果が出なかったとき、追及していくのには時間がかかります。そこに時間を取られすぎると、他の業務が圧迫されてしまうため、そのような時は大変に感じることもあります。
そういう時は、グループ内で自分の今の課題を共有し、経験豊富な上司に相談して、アドバイスや知見をもらうことで解決してきました。とても心強い存在です。
ここ最近は、より雨の被害が顕著になっていて、各地ニュース報道で目にすることも増えました。
実際に前職の時は雨水に関する業務が増えたものの、当時の私では知識が乏しく、もう少し詳細に業務を行えるような知識や技術を身に着けたいと歯がゆい思いをしたのが、解析に興味をもったきっかけです。
下水道に関わらず様々な業種を探していましたが、他業種は今までの経験や資格が活かせないため、最終的には下水道業界で探していました。建設コンサルタント業界においては、下水道業務は汚水と雨水に分かれていますが、私は雨水の解析業務に特化してやりたかったので、当社に転職しました。
選考時はコロナ禍で、すべてWeb実施。画面越しで自分のことがうまく伝わったか不安でした。
ただ、プレゼンテーション面接では、はじめは内容をどうまとめるか悩みましたが、他の面接形式とは異なり、先に自分からアピールする内容をまとめて発表します。その後質問をいただく流れになるので、面接では話しやすかったです。改めて自分のことをまとめなおす、良い機会になりました。
長崎県出身。前職の建設コンサルタント会社では下水道計画業務全般に携わる。2021年にハイドロ総研に入社し、下水道グループに配属。下水道解析業務全般に主担当として携わり、希望だった雨水の解析業務に集中して取り組んでいる。
ON/OFFの切替方法は色々あるが、お笑いが好きで、土日はよくお笑いライブに行っている。
長期休暇になると、趣味のマンホールカード集めに津々浦々。一番の推しは北海道の利尻島のカード。デザインマンホールは眺めるだけでもきれいで、市町村独特のデザインや説明書きを読むのが楽しい。今は300枚ほどコレクションしている。