社員インタビュー

社員インタビュー

※インタビュー内容は取材時点の内容となります。

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Hydro-STIVという新しい技術への取り組み

入社した頃は、洪水氾濫の浸水想定区域図作成業務の受注が多く、未経験ながら、そのサポートからスタートし、今では主担当として業務に携わっています。また、業務を通じて得られた河川の知識を活かし、画像解析を利用した新たな試みを任されるようになり、Hydro-STIV(自社で開発・販売している、映像を用いた流速・流量計測システム)のチームとしても動いています。実際に河川に行く機会も多く、現場仕事は未経験だったのですが、やってみると現場特有の難しさを実感し、新たな視点も得られました。

Hydro-STIVは今から世間的に広まっていこうとするものなので、例えば国の基準そのものに関わることもありますし、当社が先導して技術提供を始めていることから、正しく広めていくことの責任も感じます。単に会社の売上のために行う業務とは異なる側面があり、やりがいや面白みがあります。これからは、より多くの利用者の方に、この技術について分かりやすく説明できるメンバーが必要だと感じています。

社内では、その専門技術はその人しかできないというケースもありますが、私の場合は特化した専門分野がなく、ある意味どこにでも当てはめやすい人間だったと思います。そのおかげで新しい技術への取り組みを任せてもらえ、Hydro-STIVチームとして開発の仕事もできる状況になったのだと理解しています。

大学の先端技術などの新しい技術を活かした業務ができます

学生時代は、プログラミングを駆使した建築構造の数値解析を行っており、前職では建築構造設計を担当していました。その中で、数値解析のように試行錯誤により結果を導き出すことに対して自分の適正を感じ、同時に、解析技術をより深く理解したいと考えハイドロ総研に自己応募しました。

入社して前職との違いを感じたのは、1つ目は社長や取締役と距離が近いこと。直接議論することもできるため、会社の方針を肌で感じることができるのは大企業とは大きく異なる利点だと思います。

2つ目は新しい技術を業務に活かせること。前職は決まった仕事の仕方を学び習熟していく形でしたが、ハイドロ総研では大学で研究されている先端技術などの新しい知識や技術を活用して新たな方法で業務を行うことが求められ、自身と技術の進歩を実感できます。

仕事と生活がうまく混ざり合いながら過ごしています

プライベートの変化で一番大きいのは、やっぱり結婚して子どもが生まれたことです。体力的にはしんどく時間的な拘束は増え、やらなければいけないことはたくさんですが、自宅で自分だけの時間を過ごすよりも、家族と関わることが、頭の切り替えやリフレッシュにつながっています。

家族で遊びに行っているときでも、仕事柄ついつい川があれば見てしまうのですが、オフだから考えないようにしようと過剰に意識してストレスをためるより、仕事のことを考える時間も自分の時間として過ごすようにしています。

双子の子育て真っ只中ではあるものの、ドクターを取得している同僚たちが、実際に業務に活かして活躍している様子を見て、自分も社会人ドクターとなり学位取得を目指したいとより強く思っているところです。

プロフィール

大阪府出身。大学院では建築学を専攻し、2017年にハイドロ総研に入社後、研究開発センターに配属。その後環境グループに異動し、河川関連の解析業務や、Hydro-STIVチームとして開発や現場対応、お客様対応等、業務全般に携わっている。

双子の子育て真っ只中で、お風呂で楽しい遊びを開発するのが親子共通の趣味になりつつある。言葉が出始めた二人が言う「パパ」は、パンダのぬいぐるみのことだった・・・。

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