社員インタビュー
※インタビュー内容は取材時点の内容となります。
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入社して3年経ちましたが、振り返るとあっという間でした。業務では、主に河川の流況解析や河床変動解析を行っており、川の中の水の流れや土砂の移動についてシミュレーションをしています。
入社時は、上司や先輩社員に教えてもらいながらシミュレーションに必要な知識や作業、業務の進め方などを学びました。シミュレーションは、ただボタンを押せば実行されるわけではなく、様々な形式のデータをプログラムが読み込める形式に変換する作業や、出力された結果を人が理解しやすいように可視化する作業があり、一つのシミュレーションを実施するだけでも覚えることが多くあります。当然、一回教えてもらっただけでは理解することはできなかったので、わからないことがあればその都度先輩社員や同期に教えてもらいました。
今は、執行責任者(業務の主担当者)になることも増え、お客様への説明など業務の幅が広がりました。また、複数の業務を同時に進める必要があることから、工期にむけて段取りよく進めるためにはどのようにすればいいのか常に考えています。
大学では、海岸工学と水産を掛け合わせた「水産工学」という分野を専攻し、海岸保全施設の一種である人工リーフを対象に水槽実験をメインに研究をしていました。
研究を行う過程で、波のシミュレーションに触れる機会があり、そこで解析に興味を持ちました。
また、水槽実験だけではどうしても大きいスケールで物事を確かめることが出来ないため、そういう中でシミュレーションが自分で出来たらいいなと思い、新卒の就職活動では数値解析が仕事として出来る会社を探しました。勤務地はこだわらずに探していましたが、ご縁あってハイドロ総研に入社となりました。
ハイドロ総研には、数値解析に興味があって入社したので、入社してすぐに解析技術を身に付けられる環境があったことは大変良かったと思います。ただ、ハイドロ総研のホームページを調べると高度な解析事例が多く載っており、入社前はついていけるか不安も感じていました。
しかし、ハイドロ総研には数値解析に詳しい方が多く在籍しており、教えてもらえる環境や自分で学べる環境があることから、少しずつ着実に技術を身に着けることができました。また、会社から外部のプログラミング研修を受講する機会もいただき、専門分野以外の新しいスキルを学ぶこともできました。
ハイドロ総研に興味を持っていただいた学生さんで、私と同じように仕事内容が難しく感じられている方がいれば、インターンシップや会社説明会を通して、一度会社の雰囲気を見て感じていただけたら嬉しいです。
京都府出身。大学院では水産工学を専門に、人工リーフを魚貝類の増殖場として活用するための研究を行う。数値解析エンジニアを軸に就職活動を行い、2020年にハイドロ総研に新卒入社後、河川グループに配属。河川や砂防関連の解析業務に従事。
オフモードでは、ドラマや映画を観たり本を読んだりする事が多いが、時々旅行に行ってリフレッシュしている。(写真は金沢旅行の時に撮影した夜の兼六園)